経営学部 渡辺 晃大さん 投稿者:宮村正之 投稿日:2019/03/20(Wed) 11:20 No.16772
INTERVIEW 09
http://www.ritsumei.ac.jp/features/sotsugyosei2019/
経営学部 渡辺 晃大さん
ホッケー部
日本代表として、ホッケーの普及に貢献したい
4年連続で日本代表チーム「侍ジャパン」に選出され、日本代表と立命館ホッケー部を兼任してきた渡辺さん。最も印象に残っているのは、厳しい合宿で必死に練習して臨んだ2018年9月の「第18回アジア競技大会」だ。
マレーシアとの決勝では、3点差で多くの選手が「負けた」と思っていたが、タイブレークのSO※で優勝を果たした。
「最後まで諦めない」その大切さを学んだ試合だったと話す。 ※同点の場合、5名ずつのシューターとGKが攻防を行う
日本代表の遠征で、約1カ月ホッケー部を離れることもあったため、ホッケー部の戦術を知らないまま試合に出場し、チームの歯車に合わずに苦しいこともあった。
しかし、コミュニケーションを大切に、部員が自分にどのようなプレーを求めているのかを部全体に確認して試合に臨むことで、改善していったという。
1、2回生のときは、自分のプレーで精一杯で、先輩に萎縮してしまうこともあったという渡辺さん。3、4回生になると余裕も出てくるようになり、周りを見てプレーできるようになったという。
そして、後輩がプレーしやすいよう、失敗しても「気にするな、ナイストライ」と声をかけ、トライすることを恐れないよう気を配っていたという。
すると、メンバーがのびのびプレーできるチームになっていったという。
「常に日本代表選手という目でみられるため、いい加減なプレーやラフプレーがないよう心がけ、初心を忘れずに謙虚にやっていきたいです」と話す。
彼が目指すのは、自分が納得のいかない戦術などに流されず、自分がやりたいプレーをする「自分の意志を貫ける選手」だ。
これからは、仕事と地元のホッケーチームでのプレーを両立させながら、オリンピック出場を目指す。
そして、「多くの人にホッケーを応援してもらえるよう、活気づけていきたい。そのためにさらに努力をしていきます」と力強く語った。
「在学生へ一言」
今しかできないことが何かを考えて全力で取り組むことが、大学生活を充実させてくれると思います。
正課、課外活動、アルバイトなど人それぞれ何か一つ夢中になれるものがあれば楽しい大学生活が送ることができると思います。
「大学生活を振り返って一言」
私の大学生活はホッケーと学業との両立が大変な4年間でした。
代表活動のために、単位が取れないと言い訳をしていたらホッケー競技の価値が落ちてしまうのではないかというプレッシャーがあったからです。
「卒業後の目標」
卒業してからは地元のホッケーチームに入り、東京オリンピック出場を目標に頑張ります。
また、ホッケーを広めるための活動を全国的に行っていきたいと思います。
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