2020年ターゲットエイジジュニア 投稿者:宮村正之 投稿日:2016/05/06(Fri) 16:50 No.16686
『2016年ホッケー日本リーグ公式パンフレットより』掲載
2020年東京五輪で主力になると期待されている世代、それが現在のジュニア世代(21歳以下)だ。
昨秋、男女のジュニア代表がジュニアアジアカップ大会において女子が準優勝、男子が4位となり、女子は今年11月にチリで、男子は12月にインドで開催されるジュニアワールドカップへの出場権を獲得した。
【ジュニア女子】
2015年9月5日〜13日に中国・常州市で行われた第7回AHF女子ジュニアアジアカップに参加した女子U21日本代表。
グループリーグではライバル韓国にも3-1で勝利し、3戦全勝で1位通過を決めた。
準決勝のインド戦では、同点のままシュートアウト戦を制して決勝へ進出。中国との決勝戦では惜しくもシュートアウト戦での敗戦となったが、目標であったジュニアワールドカップ出場権を獲得した。
日本女子ホッケー史上初の快挙となった。
このアジアカップを戦ったメンバーの中からリオ五輪を目指すシニア代表候補の選手が多数選出されており、今後より一層レベルアップしてくることは間違いない。
2020東京五輪での金メダルという大目標から“逆算"すると、11月の本大会では上位を争う活躍を期待したい。 ※2016Junior Women World Cup Nov23-Dec 4 Santiago(CHI)
コーチ 牧本智之 立命館大学出身 MF 佐々木萌 立命館大学2回生
もちろん出場することだけが目標ではないが、東京五輪に向けた「ターゲットエイジ」の育成・強化策が一定の成果を示した形となった。
【ジュニア男子】
2015年11月14日〜22日にマレーシア・クアンタンで行われた第8回AHF男子ジュニアアジアカップに参加した男子U21日本代表。
グループリーグでは1勝1敗1分で3位となり、準々決勝でバングラデシュと対戦。
勝てばジュニアワールドカップ出場権獲得が決まる試合を見事3-0で勝利した。続<準決勝ではインドに1-6で敗れ、3位決定戦でも韓国に1-2で敗れる結果となった。
最終的に4位で大会を終えた。
直近で出場したジュニアワールドカップは2009年大会で第13位。2013年大会は出場権を獲得できなかった。
2020東京五輪に向けた強化を考えれば是が非でも出場したい大会で、出場権獲得は大きな成果と言える。
“2020東京世代"として注目される本大会で、どんな戦いぶりを見せてくれるか、期待したい。 ※Junior Hockey World Cup(TBC)2016 Dec 1-11 2016 India
FB 新井大地 立命館大学3回生 FB 畑野修平 立命館大学1回生 MF 木下拓弥 立命館大学3回生 FW 渡辺晃大 立命館大学1回生
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