柴田先生の胴上げ 投稿者:山口 修一郎 投稿日:2010/07/14(Wed) 19:06 No.562 柴田先生 の胴上げ この写真は7月4日 第29回全日本大学ホッケー王座決定戦 決勝 対朝日大学に3対1と快勝した後のスナップです。 私はこの選手達の輪の中にいて先生を胴上げしています。 柴田先生をホームの柊野で上げる事は私個人の今大会最大の目標であり、その為にはどんな事をしても、勝つつもりでした。 ホームの柊野が大学のチャンピオンシップのメイングランドとして開催されるのは今回が初めての事でもあり、柊野で行われる王座は自分達にとってはこれまでのどの大会よりも重要な大会と位置づけてきました。 柴田先生は立命館のホッケーの創始者であり、自分達全ての生みの親です。柴田先生がおられなかったら、自分はここにいないし、自分がいなければ、今の選手達もここにはいないはずです。 私が今期の初めから柴田先生を柊野で胴上げする事がどれだけ大事な事なのか、選手達には繰り返し繰り返し説明してきたので、選手達はいつしか王座を「絶対に負けられない戦い」と呼ぶ様になりました。 主将の田中健太や、副将の吉川謙、田中 翼は 王座に出る為に全日本代表合宿への参加を見送り、代表選手の座を失っても王座で優勝する事を選択しました。 私自身、負ければ即引退と、決死の覚悟をして臨んだ大会であっただけに、選手達はそれを感じてくれていたのだと思います。 いつの日か柊野にロッテルダム並みのクラブハウスを建設したら、私は迷わずこの写真をクラブハウスの中央に掲げます。 そして、自分達がホームで優勝し、柴田先生を柊野で胴上げした事を立命館の後輩達に語り継ぎたいと思います。 添付:562.jpg (370KB) |