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高円宮牌ホッケー日本リーグ2連覇! 投稿者:山口 修一郎 投稿日:2012/10/22(Mon) 10:47 No.997
日本リーグ 2連覇!

10月19日〜21日 岐阜グリーンスタジアムに於いて高円宮牌ホッケー日本リーグ2012に優勝し、大会2連覇を飾りました。

19日から始まったクライマックスシリーズは予選3位の岐阜朝日クラブが予選6位のALDER飯能に4対1で勝ち、予選5位の福井クラブが予選4位の天理大学に4対3で勝ち、20日の準決勝は 予選1位の名古屋フラーテルと福井クラブ、予選2位の立命館大学と岐阜朝日クラブの組み合わせになりました。

準決勝の岐阜戦はゲームを分けるポイントの1本目のPCのバリエーションを、田中翼がきっちり決めて先制し、そのまま波の乗って、3対0と快勝しましたが、岐阜朝日クラブ所属の辻 健吾と井上拓哉の怪我による欠場により、随分助かりました。 二人は立命館大学で供に主将を務めた選手なので、立命館大学のホッケーを良く知っているので、立命館大学の長所、短所のつぼを心得ていて、敵に回すととても嫌な選手です。特に、井上は「4年間山口さんのホッケーを教わってきたので、山口さんの考えている事は大体わかるので、本当はPCを読んでいたのに、自分が出れないばっかりに、そのまま得点されてくやしい!」と言っていて、彼が出ていたら、試合の展開も変わっていたでしょうし、危ない所でした。健吾は予選のALDER飯能戦、井上は天理大学戦、供に柊野であった試合で怪我をしたので心配していましたが、試合会場で会うと二人共意外に元気そうで、全日本選手権までには怪我を治して、きっちりと間に合わして、リベンジしますと言っていました。

決勝の名古屋フラーテルは今大会台風の目となり、リーグ終盤、連戦連勝を飾り、脅威の上げ潮に乗った福井クラブを寄せ付けず、準決勝で5−0と一方的に破り、王者の貫禄を見せ付けて決勝に進出し、決勝戦は予想どおり想像を絶する様な死闘になりました。
綿密なゲームプランを作成し、本大会に照準を合わせて練習をしてきたので、それなりのフラーテル対策の準備はできていましたが、後半の後半に一気に勝負をかける戦術が、ハードな試合展開に体力を消耗したのか、我慢に我慢を重ねて、温存したはずのハイパーチームの切れ味が悪く、1対1のまま延長戦に突入し、エリアを奪って消耗戦となりました。そして両チーム体力の限界に近づいた延長後半、堀江穣士、藤吉陽之、が相手DFをかわしてつないだパスを田中健太が豪快にゴールデンゴールを決め、昨年度に続き、日本リーグ2連覇を飾りました。

決勝前日、ご父兄に「秘策がありますから、明日は頑張ります」と言っていたので、勝った後、どんな秘策を使ったんですか?と尋ねられましたが、両チーム、練りに練ったあらゆる戦術を駆使して、前後半の70分を戦い、延長に突入すれば、もはやどんなマジックも通用しません。 只、選手達を最後迄信じて、大きな声で頑張れ!と励ますだけです。 ファインセーブを連発し、チームを大きな勝利に導いたGKの吉田勇作が、試合後、人目も憚らずヒーヒー泣いたので、1年生達も感極まって大泣きの状態になりました。 決勝の日のミーティングで、「お前達はこの試合に出る為に立命館に来たんやろ?そして、この試合に勝つ為にホッケーをしてるんやろ!」と叱咤激励しましたが、4回生達には最高の勲章とかけがえの無い思い出を、下級生達には将来の展望と、立命館に入学してきた理由を渡してやれた気がします。

(写真は表彰式の4回生達の晴れ姿。 右から、持ち前のスピードで相手DF陣を切り裂き、先制点を奪った掘江 穣士、LHのポジションから積極的なオーバーラップを見せ、再三に渡り好機を演出した曽根原 龍太、いつになく高い集中力を維持し、抜群の出来栄えで、DFでも貢献した副将、伊藤 勇悟、中盤の司令塔として、チームを統率し、我慢強いDFを指揮してチームに勝利を齎した副将、渡部 翔、そして、立命館のMVPがつける背番号No.1を背負い、苦労を重ねて、チームを日本一に導いた、立命館大学ホッケー部第61代主将藤吉 陽之です。) 




添付:997.jpg (803KB)
Re: 高円宮牌ホッケー日本リーグ2連覇! - 大橋 由紀夫 2012/10/23(Tue) 21:32 No.998
栃木県日光市の大橋と申します。
投稿して良いものなのか迷いましたが、想いを投稿させて頂きます。

決勝は両チームとも高い集中力で魅力のあるプレーの連続でした。私の出来る事として、多くの父兄さんと一緒に「ナイスプレー」「ガンバレー」と大声で叫びめいいっぱい拍手し応援しました。優勝の瞬間は、飛び上がって叫びながら父兄さんとハイタッチの連続でした。

歓喜の中、子供達にふと目をやるとコートの外にいる部員に手招きしている選手の姿が目に入りました。チーム全員の勝利なんだからお前達も早く来い!と言っているよに見えました。

勝手に思う事ですが、選手の役割、控えの人の役割、マネージャーの役割、すべての人達がそえぞれの役割を全うした事での優勝だと思いました。皆がそれぞれを認め受け入れ、つながりを強くする事がチーム力になっているのだと思いました。

山口監督並びに選手の皆さま、本当に最高の時間をありがとうございました


Re: 高円宮牌ホッケー日本リーグ2連覇! - BAL2 2012/10/24(Wed) 12:59 No.999
監督、選手、そして保護者の方々の【チーム愛】感じました!

Re: 高円宮牌ホッケー日本リーグ2連覇! - 山口 修一郎 2012/10/24(Wed) 15:34 No.1000
大橋様、BAL2様、暖かいコメントを本当にありがとうございます。選手達の活躍をご父兄の方々、OBGの方々に喜んで頂ける事は一番幸せな事です。岐阜グリーンスタジアムに勇躍し、勝った後、くしゃくしゃに泣いた選手達の輪の中にいる時、ふと、天空から誰かに見られている様な錯覚を覚え、空を見上げました。立命館のホッケーを愛する皆様の暖かい気持ちが一塊になって、試合中ずっと、自分達を守って頂いていた様な気がしました。 とてもハードで、厳しい試合であっただけに、今はほっとしています。皆様の盛大な応援が本当に力になりました。 ありがとうございました。


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